ロサンゼルス政党討論会2007

今日はある意味で歴史的なイベントに参加しました。それは初めての海外における政党討論会です。ロサンゼルスの南の郊外の町で、日本からの進出企業の多いトーランスにあるホリディインを会場に行なわれました。

これは海外有権者ネットワークLAが主催したものですが、自民党は猪口邦子衆院議員(東京比例区 自民党幹事長補佐 国際局局長代行)、公明党 は丸谷佳織衆院議員(北海道比例区 公明党国会対策副院長 国際局次長)、民主党は西村ちなみ衆院議員(新潟1区 民主党男女共同参画推進本部事務局次長  広報委員長代理)、そして共産党は笠井亮衆院議員(東京比例区 共産党国際局次長)を送って来ました。

第一部では近く行なわれる参議院選挙に対して各党はどのような争点や課題をもっているかの説明や、日本と世界の将来への展望などが語られまし た。また第二部では会場を一杯に埋めた参加者との質疑応答が行なわれました。司会は毎日新聞論説委員長をこの春に退任した石原進さんでした。

ここでそれらの内容をお話しするのはスペースの関係もあり、止めますが、今日の歴史的イベントに参画し、感じた事が二点あります。一つは14年 前には絶対不可能だと思われた海外在住者の日本国政選挙への参加を見事に実現したボランティア達のねばりとひたむきな努力です。いろんな挫折を味わいなが ら、最後には国を訴え、最高裁での勝利判決を勝ち取りました。「なせばなる、思いは必ず実現する」の格言を目の前にした思いでした。

二番目は今回参加した議員の皆さんはいずれも海外経験があり、国際局担当であると言う事もあるでしょうが、日本国内での視点に加え、客観的な視 点で捉える発言が多かった事です。日本の政治の現状を踏まえながら、より開かれた政治のあり方を模索していらっしゃるように感じました。皆さんが論旨明確 で、しっかりした自分の考えをお持ちでした。私よりは大分若い皆さんですが、日本の政治の将来にちょっぴり希望を持ちました。是非母国のために頑張って欲 しいとエールを送りました。海外に住む私達も出来るだけの支援を行ないたいと思います。

[鶴亀 彰]

 

This entry was posted in 鶴亀彰. Bookmark the permalink.